生理痛にも!
黒糖のもっちりおやつ
みなさん、こんにちは。食育アドバイザーで、プラントベース子育てをしている、櫻井麻友です。
今回は、材料も少なくとても簡単な、おやつレシピを紹介します。

当たり前じゃない!生理痛!

女性であれば、生理のお悩みは尽きないものですね。
なおさら月1回のことですから、お悩みがあるとないとでは全く違うと思います。

とくに『生理痛』のお悩みは年齢問わずとても多く、生活に支障をきたす症状が出てしまう方も多くいます。
そんな憂鬱な生理が、旅行や試験やお出かけなど、大切な日にかぶってしまったら辛いですよね。

ですが、実は『生理痛』はないことが当たり前なのです。
確かに、お腹が少し重くなったりなどはあると思いますが、痛みが出るということは何かしらの『身体のサイン』なのですよ。

漢方では、生理痛が出やすい人は『瘀血』と言われており、血が滞っている場合が多いのです。理由は色々と考えられますが、『冷え』が引き起こしてる場合も多いですね。

そこで、今回は、冷えからくる生理痛に、おすすめの食材を使ったレシピを紹介します。
使う食材は『黒糖』です。良く一般的に使われている『白砂糖』は身体を冷やしてしまいますが、『黒糖』は身体を温める性質を持っています。

五味 甘
五性 温
帰経 肝・脾

黒糖は薬膳で、血を補い巡りを良くする食材です。身体を温めてくれますので、冷えからくる生理痛や生理不順に効果的です。また、不正出血や貧血、産後の体力回復に良いと言われています。

もちろん、栄養素もとても豊富です。

◯ナトリウム
◯カリウム
◯カルシウム
◯マグネシウム
◯リン
◯鉄
◯ビタミンB1
◯ビタミンB2
◯ビタミンB6など

よく黒糖はミネラルがたっぷり!と聞きますよね。
そうなんです。以上のように黒糖には、ミネラルやビタミンがバランス良く、とても豊富に含まれているのです。
ですから、健康や美容に良いと言われているのですね。

ちなみに、白砂糖は精製の過程で、このような栄養素は、ほとんどと言っていいほど失われてしまうのです。
カルシウムは白砂糖の120倍とも言われており、みなさんご存知の通り、骨や歯の健康に欠かせない栄養素ですね。

黒糖ういろう

今回は、黒糖を使い『ういろう』を作ってみました。ういろうは、普段なかなか食べる機会がないと思いますが、一度は食べたことがある!見たことがある!という方が多いのではないでしょうか。

ういろうは、江戸時代から食べられている日本の伝統的なおやつで、内容もとてもシンプルで身体にも優しいのです。もっちり感もあり、食べ応えや満足感もありますよ。

さらに、米粉を使いますのでグルテンフリーで、身体を冷やすこともありませんし、動物性食品も不使用で、プラントベースおやつでもありますね。

そんなういろうですが、実は、お家でも簡単に作れてしまうのですよ。今回は、黒糖で作りますが、アレンジも出来ますので、飽きずに楽しむことが出来ます。

さらに、お母さまだけでなく、お子様のおやつにもおすすめです。お家で作れるので、安心安全ですし、簡単ですので一緒に作っても楽しいですよ。

先ほども書いたように、黒糖は、カルシウムなどのミネラルがたっぷりですので、お子様の成長のサポートにも良いですね。

レシピ

材料

黒糖 50g
玄米粉(米粉でもOK)100g
水 200ml

作り方

1.すべての材料を合わせ、よく混ぜる。
2.お好みのタッパーや容器にラップを敷き、そこに1を入れる。
3.ラップをしてレンジに5分入れる。
4.出来たら、冷蔵庫で1時間ほど冷やす。
5.取り出して、お好みの大きさに切れば完成!

いかがでしたでしょうか。材料も少なく、簡単ヘルシーおやつの完成です。本当のういろうは蒸して作るのですが、今回は簡単に火を使わずに作りました(もちろん蒸して作ってもOKですよ)小腹が空いた時、お子様のおやつにも、是非お試しください!

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