朝食から始まる!元気にすくすく育つためのオススメ習慣

朝食から始まる!元気にすくすく育つためのオススメ習慣 
ステラデンタルクリニック(広島県)の薬剤師・国際中医臨床薬膳師・こども分子栄養学アドバイザーの豊田暖佳です。朝起きられない、学校に行けない、便秘や下痢、癇癪を起しやすいなどお子様の不調が増えてきています。精神科や心療内科に行ってお薬を飲み始める前に、食生活や生活習慣をまず見直してみませんか?できることからご家族皆さんでやってみてくださいね。

朝食を食べよう!

皆さん朝食を食べていますか?体調不良を訴えるお子様の多くが、朝食を食べていない傾向にあります。また食べていても、パンやおにぎりだけのお子さんが多いです。朝食を食べないということは、1日のうちの1/3も栄養が不足することに繋がります。またエネルギーを生み出すためには、ビタミンやミネラルなどが必要ですので、パンやおにぎり単体では、うまくエネルギーに変換することができません。

・朝起きれない
・疲れやすい
・授業中寝てしまう
・集中力がない
・眠れない
・甘い物をやたら欲しがり、たくさん食べている

オススメ朝食メニュー

パンよりお米!!!(お米の方が、血糖値を維持しやすため)

≪食欲のある子≫
・具だくさん味噌汁、目玉焼き、焼き鮭、ごはん、果物

≪食欲のない子≫
・消化に優しい卵スープや温泉卵、おかゆや鮭茶漬け
(食べれる物から始めて、朝食を食べる習慣を作りましょう)

≪どうしてもお米が食べられない時≫
フレンチトーストや卵サンドなど、タンパク質入りのパンを食べてください。

朝食を食べる習慣がなかった方は、まずは食べられる物から少しずつ食べてみましょう。焦らなくても大丈夫です。『食べない→菓子パン→お総菜パン→お茶漬け→鮭茶漬け→卵かけご飯→定食スタイルの朝ごはん』のように1年、2年かかっても大丈夫ですので、朝食のスタイルを少しずつ変えていきましょう。

補食を食べよう!

朝食を食べていなかったり、夕方に部活や塾などがあり夕食時間が遅くなるなど、食事と食事の間隔が長過ぎないですか?食事をすると血糖値が上がりますが、食べ物からの血糖の維持は、通常2,3時間と言われています。その後、身体は血糖値を維持するために、交感神経を刺激して、細胞から血液中に糖を放出していきます。ですので、空腹時間が長くなればなるほど、身体の中では、交感神経が優位になる時間が長くなります。そうすると下記のような不調に繋がっていきます。

・イライラ感
・手の震え
・動悸
・めまい
・疲労
・頭痛

そうならないためにも、3食+補食でカバーし、血糖値を安定させ、自律神経を整えていきましょう。

おすすめ補食メニュー

・おかかや鮭おにぎり、ゆで卵、焼き鳥、さつまいも、バナナ、栗、茶わん蒸し、野菜スティック、ボーンブロススープ※など

朝食が食べれない子や少食の子は、学校に着いてから小さめのおにぎりを食べたり、スープを水筒に入れて持って行って、ちょびちょび飲むのもオススメです。夕食が遅い子は、部活や塾の前に補食を食べておくと集中力も上がります。ただし、糖尿病家系の方は、血糖値が上がり過ぎる場合もあるので注意が必要です。

ボーンブロススープとは…骨付き肉(手羽元、豚骨、牛骨など)を1~3時間くらいコトコト煮込んだスープです。煮込むことで骨髄からアミノ酸やミネラル、ビタミン、コラーゲンなどの栄養成分がスープに溶け出します。冷蔵庫に余ったお野菜を入れて一緒に煮込むのもオススメです。胃腸が弱い方は、スープだけを飲んでもたっぷりと栄養を補給できますよ。

*補食としてパンや糖分の多いお菓子などを食べると急激な血糖値上昇に繋がり、逆効果になりますので、お米、タンパク質、果物などから取り入れてみてください。

お肉やお魚などの動物性タンパク質を食べよう!

タンパク質は、成長期のお子さんの身長を伸ばすだけでなく、心の安定にも必要な栄養素です。動物性タンパク質には、ビタミン、ミネラルが豊富に含まれています。特に鉄や亜鉛の摂取は成長期には非常に重要になります。

これらの栄養素が不足すると下記のような不調に繋がります。

・成長期なのに身長が伸びにくい
・元気がない
・落ち込みやすい
・キレやすい
・自信がない
・眠れない

タンパク質、鉄、亜鉛を多く含む食材

・赤身肉(ハンバーグ、焼き肉、ローストビーフ)、カツオ、牡蠣、あさり、卵、レバー(焼き鳥もOK)、煮干しなど
これらの食材を毎食2種類は取り入れてみてください。作るのが大変な方は、レバー入りミートボールやチキンナゲット、焼き鳥など市販の物をストックしておくのもオススメです。

 

消化力が弱い方は、下記の記事もチェックしてください。オススメの漢方薬なども記載しています。

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お子さんに不調がある場合、お母様にも不調がある場合が多いです。お子様と一緒に家族で実践してみてください。朝食を食べていない方は、まずは食べる習慣ができると良いですね。

この記事を書いた人

豊田暖佳

薬剤師・国際中医臨床薬膳師
星薬科大学を卒業後、薬日本堂に入社。実家の広島に戻り、1年半調剤薬局を経験した後、東洋医学の大切さを再認識し、再度、漢方薬局に就職。 子宝、生理痛、子宮筋腫、皮膚症状などを中心に、のべ5000人以上の方の漢方相談の経験があり、 2022年よりステラデンタルクリニックに所属し、お口の健康だけでなく、栄養と東洋医学の知識も含め、全身の健康づくりのお手伝いができるようにサポートしています。 自身も3歳と5歳の子どもがいるので、2度の出産と育児の経験を活かし、マタニティ歯科教室や離乳食、幼児食教室などを開催し、養生法も含めてお伝えしています。

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