桜があちこちで見頃を迎え、場所によっては既に はかなく散ってしまっているのかもしれませんね。散り際まで美しい桜たちに癒されるこの季節、皆さまいかがお過ごしでしょうか。星読みエバンジェリスト KIHOです。
4月生まれの皆さま、お誕生日おめでとうございます!
3月下旬に迎えた春分の日や牡羊サイン新月のエネルギーを利用して、新しい一歩を踏み出された方、多くいらっしゃるのではないかと思います。「新しい一歩になる種を蒔きましたよ!」なんてお声もお聞きしたりしてこちらまで何だかワクワクいたしました。気づきや疑問などありましたらぜひコメント欄までお寄せください。
4月は牡羊サインに多くの天体が集まっている状態でスタートします。4月1日は、獅子サインを通過する月が牡羊サインの天体たちと調和の角度をとります。自分を押し出す勢いがあるエネルギーです。新しい環境でスタートする人たちを応援してくれているかのよう。
牡羊サインは「 I am = 我有り」のサイン。過去を振り返ったり未来を憂うのではなく、「今、ここ」を生きるサインでもあります。
まずはやってみる、もしかしたら後で軌道修正が必要なことはあるかもしれませんが、まずは前進してみる、そんな力を信じたいですね。
公平性を求めるピンクムーン
アメリカの農事暦によると、4月の満月は、ピンクムーンと呼ばれるそうです。春に鮮やかなピンク色の花が咲くのに由来するとのこと。日本では桜の季節とリンクしますよね。個人的には「桜月」と呼んでみたい、そんな4月の満月は、6日です。
今回の満月は天秤サインの中で起こります。
天秤という言葉が示す通り 「バランス、公平性、調和、美」を表すのが天秤サイン。
満月ということは、天秤サインの月の180度反対側である牡羊サインに太陽が位置していることになります。火星をルーラー(支配星)として持つ牡羊サインには太陽の他にカイロンと木星も滞在中。木星という天体もまた「法律や法廷、正義」などと関連深く、真実を求めて正義のために闘っているかのようなホロスコープ にも読み取れます。またハウスも考慮すると、海外を含む長距離移動や、海外からの知識、学びなどを取り入れて自分のものにしていく、自分の身近な場でシェアしていく人も多く出てくるかもしれません。長らく閉鎖的な雰囲気であったものが開放されていくのかもしれませんね。
満月は「完了・成就・集大成・終結」などを表すと同時に、今まで見えていなかったことに光が当たるという意味合いも持ちます。
あなたの天秤サイン16度は何ハウスに位置していますか?そこに天体がある場合はその天体のテーマも浮き上がってくるかもしれません。ネイタルチャートをお持ちの方は照らし合わせて見てみられると面白いと思いますのでぜひ。
国民を表す月は、牡牛サインに滞在中の天王星とはほぼ150度というアスペクト を取っています。国民からの声が天頂にいる「改革の星・天王星」に影響を与えている状態。このままではダメだ!と改革を求めている国民たちを示しているかのようです。
またこの天王星は金星とも近い状態。金星は経済も表しますので、経済のシステムは大きく変化を遂げていくと思われます。金融関係の揺れはこの先も避けられないでしょうから各自必要だと思う対策を取っておくべきかもしれません。
天秤サインは先にも記したように、「バランス」がキーワード。楽しく交流し他者との関係を通して自分の適所を見出すようなところがあります。自分の中のバランスを見直してみるのにいい機会かもしれません。他者との関係性はもちろん、仕事とプライベートのバランス、心と身体のバランスを今一度見直してみてはいかがでしょうか。
4月頭〜満月頃までは、洞察力と観察力を生かしたい時
先日水瓶サイン入りした冥王星は牡牛サインの水星とは90度というハードアスペクト をしばらく取り続けています。
非常に洞察力や観察力が高まる時。
物事の表面的なものを見るだけではなく、奥に潜むメッセージを読み取る力を発揮できる時。ただしスピードを求めてはいけないでしょう。牡牛サインらしくゆっくりと確実に深めていくイメージです。普段から調査や分析に関わるお仕事をされている方はもちろん、そうでない方々でもこのじっくり深めるエネルギーを上手に利用されることをオススメします。ただし、暗い思考に陥ってしまったり、発見したことを権力のように利用してしまうことのないように、常に誠実で明るい対応を心がけると成果は大きいと思います。
いかがでしたでしょうか。
新しい環境で4月を迎えられる方も多くいらっしゃるかと思います。環境は変わらなくても新しい何かに取り組まれる方も多いのではないでしょうか。新しいことに挑戦するときは、心も身体も疲れやすいもの。上手に息抜きを取り入れ「バランス」を意識して過ごされてみてくださいね。