美容の大敵!乾燥肌に!白きくらげレシピ

美容の大敵!秋の乾燥に!白きくらげレシピ

みなさん、こんにちは。食育アドバイザーで、プラントベース子育てをしている、櫻井麻友です。
今回は、乾燥する秋の季節におすすめの、薬膳レシピを紹介します。

美容には欠かせない食材!

早速ですが、『白きくらげ』聞いたことありますでしょうか?

薬膳食材では、とても人気なのです!見たことがある方も多いかもしれませんね。
最近話題になっている、台湾スイーツ『豆花』に入っているのも、印象的でしょうか。

まず、白きくらげとはどんな食材なのか、見ていきましょう。

シロキクラゲ科シロキクラゲ属のキノコ。

五性:平
五味:甘
帰経:脾・肺・腎

昔から中国では、美容にとても良いとされていて、世界三大美女の一人『楊貴妃』が、美容のために好んで食べていたと言われているのです。今は、薬膳メニューでも多く用いられているのですよ。

白きくらげは、エネルギーを補う食材です。滋養強壮によく、疲れている時や体力がない方にもおすすめです。
また、肌に潤いを与えてくれ、喉の渇きにも効果的です。

何故美容に良いの?

先程、楊貴妃も美容の為に食べていたと書きましたが、何故美容に良いのでしょう。

薬膳でも、お肌に潤いを与えてくれると書きましたね。
東洋医学では、『肌』と『肺』の働きが関係していて、『肺』は、皮膚や鼻や喉などの働きを、コントロールしています。
体質や外からの影響で、『肺』が弱ってしまい乾燥してしまうと、肌も乾燥し、カサつきや肌荒れが起きたり、乾燥から肌の弾力までも、無くなってしまいます。

そんなとき、白きくらげは『肺』を潤してくれる食材なのです。ですので、肌に潤いを与え、カサつきや肌荒れを抑え、更にハリのある艶やかな肌に導いてくれるのです。
それに加え、肺が潤うことで免疫力もつく為、風邪にも負けない身体になりますし、肺が潤うと腸内環境も整うのですよ。女性はもちもん、老若男女問わず取り入れたい食材ですね。

では、白きくらげの栄養素も見てみましょう。

◯β-グルカン
◯食物繊維
◯ビタミンD
◯ビタミンE
◯ビタミンB2
◯カルシウム
◯鉄など

栄養素を見てもとても豊富ですね。
健康にも美容にも必要な、アミノ酸やビタミン、ミネラルがとても豊富なことが分かります。

食物繊維も豊富で、不溶性と水溶性食物繊維が両方含まれており、とてもバランスが理想的と良いと言われているのですよ。腸内環境を整えるには、最高の食材ですね。

また、白きくらげには、植物性のコラーゲンも含まれるので、身体の中から潤いを与えてくれるのです。
薬膳的にも、栄養的にも、美容に良いと言われる理由がよく分かりますね。女性はとくに、今すぐにでも食べたい!と思った方も多いのではないでしょうか。

レシピ

そこで今回は、はじめての方も簡単に作れるレシピです。デザートメニューとおかずメニューの、2つご紹介します。

白きくらげデザート

ひとつ目は簡単デザートです。
このレシピは、台湾で有名な薬膳スイーツ『銀耳雪梨糖水』をもとに作りました。
きのこなのに、甘いスイーツが合うの!?と思いがちですが、白きくらげは味がたんぱくですので、スイーツでもお食事でも、とっても美味しく召し上がることが出来ますよ。煮込むとトロトロになり、きのことは思えない食感で、止まらない美味しさです。お子様も好んで、食べてくれるのではないでしょうか。

一緒に入れる『梨』は、白きくらげと同様に『肺』の働きを高めてくれます。白きくらげと梨で、潤いをもたらし、さらに、くこの実となつめで、美容にはパーフェクトなデザートですね。

材料

白きくらげ(乾燥)約10g
梨 半分
なつめ 4個
くこの実 約15g
水 3カップ
アガベシロップ 大さじ3~4(甘さはお好みで調節OK)

作り方

1.白きくらげはしかっりと戻し、水を入れ煮込む。
2.少ししたら、なつめとくこの実を入れ、白きくらげがトロトロになるまで煮込む。
3.トロトロになったら、食べやすいサイズに切った梨を入れる。
4.最後にアガベシロップで甘味を付けて完成!

おかずレシピ

おかずレシピは、白きくらげのきんぴらです。
今回は、なんと白きくらげのみで作る簡単レシピです。白きくらげは、日持ちしストックしておけるので、いつでも食べたいときに作ることが出来ますよ。このレシピは、とても簡単ですが、止まらない美味しさなので、皆さんに是非一度食べてほしいメニューですね。
また、今回最後に入れる白ゴマは、先ほどのレシピ同様に『肺』の働きを高めてくれる食材です。白ゴマは無くても大丈夫ですが、あるとさらに潤いをもたらしてくれ、風味も良くなるのでとてもおすすめです。

材料

白きくらげ(乾燥)約10g
ゴマ油 適量
白ゴマ 適量

☆調味料
中華だし 小さじ1
みりん 小さじ1

作り方

1.白きくらげはしかっりと戻しておく。
2.ゴマ油で白きくらげを炒める。
3.しっかりと炒めたら、☆の調味料を全て入れてまた少し炒める。
4.火を止めて、白ゴマを混ぜたら完成!

いかがでしたでしょうか。甘いデザートでも、おかずやおつまみでも、万能の白きくらげ!栄養満点で、美容にも健康にも抜群の食材です。みなさん、食べないともったいないですよ。是非お試しください!

食良品店FOOD LAB

漢方メディアは株式会社kampo labが運営する、薬剤師や専門家による最新のセルフケア・漢方・薬膳情報サイトです。

同社が運営するFOOD LABは築地にあり、1階が無添加食品のセレクトショップ、2階は薬膳鍋(飲食店)と、食を健康的に楽しめるような店舗です。

漢方メディアでもご紹介する薬膳食材、オーガニック食品のほか、ヴィーガン、グルテンフリーなど多様化する食のスタイルに対応した、セルフケアに最適な商品などを多数取り扱っております。

築地までのご来店が難しい方にはオンラインショップもございますので、漢方メディアでの日々の体のケアと合わせてぜひご利用ください。

お得な情報やクーポン配布中!

LINE公式アカウントでは、漢方や薬膳、健康生活に関する情報のほか、食良品店FOOD LABで利用できるクーポンなどの特典チケットなども獲得できます。
以下のリンクよりぜひお友だち追加をお願いいたします。

LINE公式アカウント

>「漢方」をもっとよく知ろう!

「漢方」をもっとよく知ろう!

2000年以上前の古代中国で生まれた中医学。 それが日本に伝わり、
独自の発展を遂げた日本漢方、韓国においては韓方。
それぞれの国で伝統医学が存在しています。 歴史が長い分、
多くの理論や考え方が派生しています。

CTR IMG