みなさん、こんにちは。食育アドバイザーでプラントベース子育てをしている、櫻井麻友です。
今回は、夏本番に向けて、気になる『あのお悩み』におすすめのレシピをご紹介します!
安いのに万能野菜!
いよいよ夏本番ですね。
夏になると、色々な不調が出てくる人、多いのではないでしょうか。
今回は、特に女性にお悩みが多い『むくみ』です。
夏になると、足が浮腫む、顔が浮腫む、全身が浮腫みやすいというお悩みをお持ちの方、たくさんいると思います。
日本の夏は、とてもジメジメして、湿度も高いですよね。
東洋医学では、『湿邪』と言い、余分な水分を身体にため込んでしまいます。すると、身体の中で停滞した『水』が、『むくみ』を引き起こしてしまうのです。
そこで、そんなむくみにおすすめの食材は『もやし』です。
五性 寒
帰経 心・脾
もやしは、薬膳で身体の熱や、湿を取り除いてくれると言われています。ですので、夏バテやむくみの改善に良い食材です。
水太りの方にも、おすすめですよ。
そして、もやしというと、低価格で低カロリー!というイメージがありますよね。
9割以上が水分なので、カロリーがとても低いのです。低カロリーですし、水太りにもおすすめですので、ダイエットにも良い食材ですね。
しかし、そんなもやしは栄養なんてあるの?と思いませんか?
栄養が無さそうなもやしですが、実は栄養がたっぷりなのです。
◯アスパラギン酸(アミノ酸)
◯カルシウム
◯ビタミンB1
◯ビタミンB2
◯ビタミンC
◯食物繊維など
身体の水分代謝には、カリウムとナトリウムが関係していますが、ナトリウムの量が増えてしまうことで、『むくみ』やすくなります。もやしに多く含まれる『カリウム』を摂ることで、ナトリウムが排出され、むくみの解消につながるのです。
また、アスパラギン酸も利尿作用がある成分ですので、むくみにはとてもおすすめの成分ですね。
さらに、暑い日は体力が消耗しやすいので、ビタミンB1はエネルギーを付けてくれたり、疲労回復にいい成分ですね。
ビタミンB2は、皮膚や粘膜の健康維持を助ける成分ですので、ビタミンCと共に夏にダメージを受けやすいお肌にもおすすめです。
食物繊維も、水溶性と不溶性の食物繊維がともに含まれているので、腸内環境を整えるのに良い成分ですね。
ピリ辛もやし
今回は、夏にぴったりのピリ辛味にしました。食欲がなくても、ピリ辛でさっぱり食材なら、箸が止まらなくなるはずです。
もやしは、『豆もやし』を使っています。豆もやしですと、より栄養成分が豊富ですし、食べ応えもあり風味の良いのでおすすめです。
そして、今回一緒に入れる『きゅうり』は夏の定番食材ですね。
きゅうりも、もやしと同じく、薬膳では熱と湿を取り除いてくれますし、栄養素でも、カリウムが多く、水分を調節してくれるので、夏のむくみにはとてもおすすめです。
もやしときゅうりで、さっぱりと食べやすく、むくみにもいいなんて嬉しいですよね。
レシピ
材料
きゅうり 100g
☆調味料
コチュジャン 大さじ3
アガベシロップ 大さじ2
すりごま 小さじ1
塩 少々
作り方
1.もやしを蒸す。
2.きゅうりは、細切りにしておく。
3.もやしときゅうりは、かなりしっかりと水気を絞る。
4.調味料と具材を全て混ぜ合わせる。
5.盛り付けたら完成!
とても簡単で、夏の暑い日にはぴったりのレシピです。他の野菜を加えたり、春雨などを入れてアレンジしても、美味しく食べられますよ。是非お試しください!