グルテンフリーがもたらす身体に良いこと

グルテンフリーがもたらす
身体に良いこと

グルテンフリーとは

『グルテンフリー』最近よく耳にしますね。
知っている方が多いと思いますが、その名の通りグルテンを含む食品を、摂らないことです。

グルテンとは、小麦粉に含まれるたんぱく質と、水が結びついて出来る物質です。
グルテンを含む食材とは以下のような物です。

◯食パン
◯パスタやマカロニ
◯ラーメン
◯お好み焼きやたこ焼き
◯ケーキや焼き菓子
◯うどんやそうめんなど

いわゆる『小麦粉』を主原料にしているものです。

普段食べているものばかりで、グルテンフリーなんて、とても難しい!と言う声が聞こえてきそうですね。私の周りでも、そのようなことをよく耳にします。
確かに、今の日本では朝ごはんは決まって『パン』という方。パスタやピザが大好きで、よく食べるという方。甘いものは、絶対にやめらないという方、とても多いと思います。

食の欧米化によるもの?

しかし、よく考えてみますと、これはすべて『食の欧米化』によるものです。
そもそもこのような食品は、元々日本人は食べていなかったものです。元々このような食事は、合わないとも言えますね。うどんやそうめんは、室町時代に誕生し、庶民が食べれるようになったのは江戸以降と言われています。これも中国から渡ってきたものですね。
昔からある小麦粉の料理は、これぐらいなものです。ですので、取り過ぎなければ、もちろん身体の害にはならないと思います。

そして、食の欧米化が進んだのが、第二次世界大戦後ですね。1番は、学校給食が印象的です。アメリカからの援助で、パンに牛乳の給食がはじまり、米中心の習慣は大きく変わりました。

そして、確かに栄養素が摂れるようになり、寿命はとても伸びましたが、それ以上に新たな病気も増えたと言えます。

やはり、日本人は千数百年も前から、お米を食べる和食の食事をしてきたのに、戦後のわずか40年ほどで、一変して欧米化してしまったのです。
とても急激な変化ですし、やはり日本人は必ずお米を食べるべきだとも言われています。

グルテンフリーとは、少し話が違う?と思うかもしれませんが、元々私達はグルテンフリーな生活をしていたということです。

グルテンの身体への影響

そこで、グルテンフリーですが、やはり今までの背景を考えても効果的だと思います。

まず、日本人には日本人に合った食べ物があるということ。昔から食べられている『穀菜食』が1番であると思います。
食べない方がよいというより、現代は食べすぎ、摂りすぎだと、私は思います。

食べ過ぎるとこのような不調も出てきてしまいます。

◯腸内環境を崩しやすい(粘りがあり消化されにくい)
◯血糖値が上がりやすい
◯食欲増進や依存性が強い
◯身体が冷える(マクロビでは)
◯免疫低下
◯肌荒れ
◯アレルギーが出やすい
◯ぼーっとする
◯生理が乱れやすいなど

やはり1番は腸内環境ではないかなと思います。

グルテンを含む食事を想像すると分かると思いますが、とても粘りがあることが特徴です。パンやピザ生地もこねている際、粘りがありますよね。

そのネバーっといている成分がグルテンであり、その粘りが身体にまとわりつくことも、なんとなくイメージ出来ると思います。
そして、腸内環境が悪くなってしまうのです。

腸内環境が悪くなると、免疫は下がりますし、それによってアレルギーも出やすくなります。更に、肌荒れも起こりやすくなりますね。
消化もされにくいと、身体にエネルギーも行き渡らず、ぼーっとしやすかったり、眠くなりやすいですよね。

さらに、腸内環境が悪いと、健康できれいな血液が出来ず、生理などにも影響をもたらす可能性もありますね。生理だけでなく、血液は全身に巡っているので、とても重要なのです。

これに加えて、グルテンを含む食事を食べている人の多くは、添加物や乳製品などがたっぷり入ったパンを食べていたり、外食のしつこい食事を頻繁に食べている人が多いのでは?と思います。
小麦だけでなく、様々なところで腸内環境は崩れてしまいますので、基本はお米を食べることをおすすめします。

我が家でも、基本は『穀菜食』ですが、パンも好んで食べますし、うどんやそうめんも大好きです。
しかし、お惣菜パンや菓子パンはほとんど食べません。パン屋さんの食パン、ドイツパンやフランスパン。または、お取り寄せをして、なるべく身体に良いパンを食べています。自宅でパンを焼くこともあります。

グルテンフリーでいいこといっぱい

グルテンを減らすことで、どんな変化があるのか気になりますよね。

以上の内容で、だいたい予測はつく人が多いですよね。

◯便秘や軟便の改善
◯生理痛の改善
◯アレルギー症状の改善
◯美肌効果
◯免疫アップ効果
◯ダイエット効果など

このようにたくさんのメリットもあります。
近頃はグルテンフリーが流行っていて、スーパーに行けば、グルテンフリーのパンやパスタなど、たくさん見かけます。もちろんそのような物も、いいと思いますし、実際に我が家でも玄米パスタを使用しています。

しかし、グルテンフリー!といって、米粉のパンばかり食べたり、グルテンフリーのパスタばかり食べているのは、少し違うかなとも思います。

やはり、まずは、基本的に毎日、生きているお米をしっかりと食べることがとても重要ですね。

その上で、たまにグルテンフリーの食材を使ったら尚更良いと思いますし、たまには外食や普通のパンを食べても良いと思います。

グルテンを完全に除去しなくても、出来るだけ減らして不調にならない身体を作りましょう!

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