春の胃の不調に!キャベツの味噌春巻き

春の胃の不調に!キャベツの味噌春巻き

 

薬にも使われるあの成分!?

暖かくなってくると、嬉しい気持ちの半面、なんだか胃の痛みや、胃もたれを感じるという方、いるのではないでしょうか。
春に胃の不調を訴える人は、とても多くいるそうです。季節の変わり目や、環境の変化での『ストレス』からの影響が、大きいとも言われています。

東洋医学でも、春は『肝が高ぶりやすい』と言われており、自律神経が崩れやすくなるのです。
そこで今回、胃の不調におすすめの食材は『キャベツ』です。

五味 甘
五性 平
帰経 肝・脾・腎

ちょうど春キャベツがではじめましたね。柔らかくて、とても美味しいですよね。
キャベツは薬膳でも、胃の痛みや、胃もたれに良い食材とされ、気血も補ってくれます。

◯ビタミンU
◯ビタミンC
◯ビタミンK
◯葉酸
◯カルシウム
◯食物繊維など

ビタミンUはあまり耳にしませんが、『キャベジン』というと、知っている方が多いでしょうか。
キャベジンという名前のお薬、目にしたことありますよね。

胃酸の分泌を抑制したり、胃の粘膜を修復してくれる効果があります。
まさに、このキャベジンという成分が、キャベツが胃に良いと言われている理由ですね。
また、ビタミンCは風邪予防や疲労回復にもおすすめですし、ビタミンKは、骨の健康のために大切な成分です。カルシウムと一緒に食べるとよりいいですね。

キャベツ味噌春巻き

今回は、そんな栄養たっぷりのキャベツを、みんなが大好きな春巻きにしました。
サラダなどですと、キャベツをたくさん食べるのは難しいですが、春巻きでしたらたっぷり食べられますね。
キャベツ嫌いのお子様にも、とってもおすすめです。

そして、春巻きに一緒に入れる『味噌』は、薬膳で身体の水分を整えてくれる、とされています。発熱時など、身体に熱がこもっている際もおすすめです。イライラにも良いので、この季節にぴったりですね。

今回のレシピでは、マヨネーズとチーズと書いてありますが、我が家では豆乳マヨネーズと、お豆腐のチーズを使用しています。プラントベースでも、代用できる食材がたくさんあるんですよ。味もとっても美味しいので、是非お試しください。

レシピ

材料

キャベツ 1玉(中くらいの大きさ)
※ブロッコリー、コーン 少しずつ(入れてもOK)
春巻きの皮 10枚
味噌 大さじ3
マヨネーズ 大さじ3(レシピでは豆乳マヨネーズを使用)
チーズ 60g(レシピでは豆腐チーズを使用)
アガベシロップ 大さじ1(お砂糖などお好きな甘味料でOK)

作り方

1.キャベツは千切りにし、軽く茹でておく。(ブロッコリーを使う場合は一緒に茹でておく)
2.キャベツの水気をしっかりと切って、千切りにする。ブロッコリーも細かく切る。
3.すべての 材料を混ぜ合わせる。
3.春巻きの皮に巻いて、少し多めの油で焼きあげる。(春巻き1/3程度、油につかればOK)
4.きれいな焼き色が付いたら、盛り付けて完成!

少ない材料で簡単!あっという間に、手が込んでいそうな春巻きが出来ちゃいます。
お野菜もしっかり摂れて、家族も大満足の一品です。是非お試しください!

 

この記事を書いた人

櫻井麻友

元漢方アドバイザーのプラントベースの子育て
登録販売士、食育アドバイザー、マクロビオテックセラピスト
〜ママに子供に環境に優しい生活を〜
便利な世の中で、たくさんの情報がある中、本当に大切なことを伝え、『食』によって人がどれだけ変わるのか、世の中がどれだけ変わるのかということを、伝えていきたいと思っております。
そして、『健康』は人にとって生涯のテーマであると思うので、たくさんの知識や楽しさを伝えていけたら嬉しいです。
また、全てが結果的に、幸せな気持ちになる為、ではないかと考えております。
そんな『幸』という気持ちを提供できる人になりたいと思っております。

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