食品ロス!もったいないの心を

食品ロス!もったいないの心を

こんにちは。食育アドバイザー、プラントベース子育てをしている櫻井麻友です。
今回は、プラスチックゴミコンポストの記事に続く、『環境問題』について書きたいと思います。

食品ロスって?

『食品ロス』、最近ニュースなどでも話題になることが多いですよね。フードロスとも言われていますね。
SDGsの項目にも『12 つくる責任、つかう責任』とあり、『食品ロス』を減らそうと言われています。

しかし、『食品ロス』とは聞いたことはあるけど、詳しく分からないという方、いるのではないでしょうか。
簡単にいうと、食品ロスとは本来食べられるのに、捨てられてしまう食品のことです。

・事業系食品ロス
コンビニやスーパーマーケット、飲食店での売れ残りや食べ残しなど

・家庭系食品ロス
家庭での賞味期限切れや食べ残しなど

私の食品ロスの第一印象は『もったいない』です。
人が食べる為に、一生懸命に出来た食べ物が、食べられることなく捨てられてしまうなんて、とてももったいない、そして悲しいことですよね。これは、子供にもよく伝えるようにしています。

食品ロス、現状は深刻

日本の食品ロスは、年間で約612万トンと言われています。
どのくらいの量なのか、みなさん想像出来ますか?

この量は、東京ドーム5杯分になると言われているのですよ。
ひとりが1日に、お茶碗1杯分の食べ物を捨てていることになります。

はじめ聞いた時は、とても驚きました。
これよりも更に多い国もありますが、日本も世界からみてもとても多い数字です。

そんな『食品ロス』は
・事業での食品ロス 324万トン
・家庭での食品ロス 276万トン

みなさん、事業での食品ロスが圧倒的に多いと思いませんでしたか?
私もはじめはそう思っていました。

しかし、現状は、家庭での食品ロスが半分を占めているのです。
ですので、みなさんも日常で、出来ることがたくさんあるはずです。

食の不均一にも関係

皆さん、世界には、まだまだ十分に食べ物を、食べられない人がたくさんいるということ、ご存知でしょうか。
私達は、まだ食べられる食品を捨てているのに、他の国では、食べ物を食べられずに、栄養不足でたくさんの子供が亡くなっているのが現状なのです。

考えるだけで、心が痛みますよね。

こちらも、SDGsの目標であり『餓死をゼロに』という項目があります。

世界では、年間で約920万人の子どもが栄養不良で亡くなっています。日本が廃棄している食料の1割で、その子どもたちの命が救えるのです。

どうしてこのような、食の不均一が起きてしまうのか、たくさん書きたいことはありますが、長くなってしまうので、ひとつ言えることは、ひとりひとりが食品ロスを少なくすることで、助かる命が増えるということです。

環境にも影響

もちろん地球環境にも影響しています。

食品を作る過程では、たくさんのエネルギーを使います。
エネルギーを使うと言うことは、やはりCO2がたくさん排出されます。もちろん、地球温暖化の原因になりますね。

以前、プラスチックごみの記事にも書きましたが、ゴミを焼却する際にも、CO2は排出されるのです。

もったいない精神を

食品ロスは、とても深刻な現状で、わたし達で一体何が出来るのだろう?と思いますよね。

それは、みなさんが思っているより、とても簡単なことなのです。
まずは、知ること、そして『すべてのものを大切にする』ということを、是非心に留めておいてほしいと思います。

そして、大切にするということは、日常で食品の『ムダをなくす』ということですね。

買いすぎない作りすぎない

買い物では、使うもの必要なものだけを買いましょう。
料理を作る際も、食べ切れる量を心がけましょう。

賞味期限の近いものから

家でももちろん、傷んできた物から、賞味期限が近いものから使いましょう。
スーパーやコンビニでも、すぐ使うものはなるべく、賞味期限を近いものを買うことを心がけましょう。

飲食店では食べ切れる量

美味しそうなものはたくさんありますが、頼みすぎには注意しましょう。
私は子供が残しものは、全て食べます。ですので、いつも自分の頼む物は調節して頼みます。

家庭菜園

お庭で簡単なお野菜を育てて、食べることもおすすめです。これも食品ロスに繋がると思います。
さらに自分で作ったものは、特にもったいないですよね。

コンポスト

どうしても出てしまう野菜の皮などの生ゴミも、食べ物です。
コンポストで堆肥にすれば、そんな生ゴミも減らすことが出来ます。

たくさん書きましたが、どれも少し意識すれば、出来そうなことばかりですね。

そして、これは子供にも伝えるべきことで、未来を担う子供達にとって、当たり前の事になってくれたと思います。
これも、大切な『食育』のひとつですね。

まずは、誰もが昔から言われてきた『食べ物を大切にする』ということ、みなさんで日本人の『もったいない精神』を発揮しましょう。
ひとりひとりが、『もったいない』と思って過ごすと、捨てられるものは少なくなり、未来は変わるはずです。

是非今日から、食品ロスを減らす、『もったいない生活』を始めましょう!

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この記事を書いた人

櫻井麻友

元漢方アドバイザーのプラントベースの子育て
登録販売士、食育アドバイザー、マクロビオテックセラピスト
〜ママに子供に環境に優しい生活を〜
便利な世の中で、たくさんの情報がある中、本当に大切なことを伝え、『食』によって人がどれだけ変わるのか、世の中がどれだけ変わるのかということを、伝えていきたいと思っております。
そして、『健康』は人にとって生涯のテーマであると思うので、たくさんの知識や楽しさを伝えていけたら嬉しいです。
また、全てが結果的に、幸せな気持ちになる為、ではないかと考えております。
そんな『幸』という気持ちを提供できる人になりたいと思っております。

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