冬のお悩みと言えば、『冷え』という方が、とても多いのではないでしょうか。
実際、女性の冬のお悩みは、冷えがナンバーワンになるほどなのです。
特に手足が冷えて、分厚い靴下をはいても、手袋をしても、とにかく手足が冷たいという方、たくさんいますよね。
今年からは外からだけでなく、身体の中から温めましょう!
生姜パワーで冷え知らず
今回は、身体がポカポカになるご飯のお供を紹介します!
そこでメインの食材になるのが、『生姜』です!
みなさんもご存じの温め食材ですね。
《生姜》
五味:辛
五性:温
帰経:脾・肺
薬膳でも冬にいい食材で、もちろん身体を温めると言われています。
風邪の初期症状に使われることや、香りもいいので、ストレスにもおすすめとされています。
そして、生姜はもちろん栄養も、たっぷりなのです。
《生姜の栄養》
○ジンゲロール
○ショウガオール
○ビタミン
○ミネラル
○食物繊維など
温め食材の生姜は、そのままだと実は、陰性の食べ物なのです。
生の生姜には殺菌作用や、発汗作用があり、熱を下げる作用もあります。
しかし、生の生姜に含まれるジンゲロールは、熱を加えるとショウガオールなどに、変化します。
そのショウガオールという成分が、身体を温めることに、とても重要なのです。
ショウガオールが作用すると、全身の血流がよくなることで、体温が上がり、代謝も良くなるのです。結果的に、免疫力もアップするのでこの季節には、いいことばかりですね。
生姜の味噌佃煮
ごはんととても相性のいい『味噌佃煮』です。ごはんが止まらなくなりそうですね。
今回はその佃煮を、醤油ではなく味噌でアレンジしました。
一緒にいれる味噌にも、身体を温める働きがあります。
漢方でも、温中といい温める食材ということがわかります。胃腸が冷える時にもいいですね。
そして、今回のレシピを作る際の、生姜の下茹でのゆで汁も、お好みで甘味料を加え、生姜のホットドリンクとして、召し上がることもおすすめです!
飲んだ瞬間から、とても身体がポカポカしてきますよ。
レシピ
材料
《小鉢1杯分》
生姜 大1個(100g前後)
☆調味料
味噌 大さじ1半
みりん 大さじ1
料理酒 大さじ1
アガベシロップ 大さじ1(なければ好きな甘味料でOK)
作り方
1.生姜を千切りにし、下茹でをする。
2.茹でた生姜を、少量の油で炒める。
3.☆調味料を入れて、水分を飛ばす。
4.火を止め、お好みで白ゴマをかけたら完成。
生姜さえあれば、とっても簡単に出来てしまう佃煮、冷える季節に是非お試しください!